| おでん |
男は今日、長い間働いていた会社をクビになった。
「元気ないね」
夜の道路でおでん屋のおじさんが男に声をかけた。
「ああ」
男はおでん屋の屋台に近づき、腰かける。
「おじさん、卵1つちょうだい」
「うん、ちょっと待ってね。今煮てるとこなんだ。ところでさ、今俺新しい薬の発明してんだよ。」
「おでん屋のおやじが?」
「まあ、いいから。飲んだら、何でも俺の言うこと聞くようになるやつ。あ、卵できたみたいだよ。」
おじさんが、男に卵を渡す。男は受け取った卵を食べる。
「変な味がするな」
その直後、男は倒れる。するとおじさんは少し笑った。
「そこのかどを曲がったところにライバルのおでん屋があるんだ。ちょっとつぶしてきてくれ」