追われる身

静かな夜に大きく鳴り響くサイレンの音。人々は俺を見て、恐がり、逃げる。俺は必死でそのサイレンの音から逃げた。相手は車で、俺は車じゃないのだ。卑怯者め・・・。第一俺は悪いこともなにも、虫を殺したことだってない。あくまで善良な者だ。なのに汚れた檻に入れられ、なぜそこで一生を暮らすのか。
「俺はいやだ!食べ物だって、自由に食べたい・・・!」
俺は車から逃げるのにだんだん疲れてきた。すると、とたんに大きな網が俺をおおった。その直後、車に乗っていた1人の男が言った。
「みなさん!もう大丈夫です!凶暴なクマはもう網の中に・・・」